――なぜパチンコは「ギャンブル」なのに摘発されないのか――
愛国太郎|日本人の反撃【愛国太郎】
はじめに
毎日満員電車に揺られ、汗水流して働いている日本人の皆さん。ふと駅前を見渡すと、必ずと言っていいほど目に入る「パチンコ屋」。あれって、冷静に考えたらおかしいと思わないだろうか。
競馬や競艇は「公営ギャンブル」として国が管理している。しかしパチンコはあくまで「遊技」という建前だ。実際には客が金を払い、勝てば「特殊景品」を店外の買取所で現金化して帰っていく。どう見てもギャンブルである。この仕組みを知らない日本人はほとんどいない。
普通なら賭博罪で一発アウトのはずだ。それなのに、なぜパチンコ屋は堂々と営業を続けられるのか。
その答えが、今回作成した「癒着の全体図」に詰まっている。
1. 警察の建前と「天下り」という名の錬金術

パチンコが摘発されない最大の理由は、取り締まる側である警察とのズブズブな関係にある。
図の赤い線を見てほしい。警察官僚やOBたちが、パチンコ屋にもパチンコ台メーカーにもマスコミにも「天下り」している。全方向に人を送り込んでいるのだ。
天下りを受け入れた側は、見返りとして高額な給料と退職金を元警察官に支払う。そして警察側は、パチンコ業界に対する摘発を事実上行わない。これは贈収賄と本質的に変わらない構造だが、天下りという形式を取ることで合法の体裁を保っている。事実上の「用心棒代」だ。
警察庁は「パチンコにおける換金は認識していない」という公式見解を維持している。日本中の国民が知っている事実を、取り締まる側だけが「知らない」とは、白々しいにもほどがある。この建前が成立している唯一の理由は、警察自身が天下りで金をもらっているからに他ならない。
2. マスコミが沈黙する理由

そしてもう一つの大きな闇が「マスコミ」だ。
テレビや新聞は政治家の不祥事は嬉々として叩くのに、パチンコ業界の違法性やギャンブル依存症の悲惨な実態については驚くほど静かだ。理由は単純である。
図の橙色の線が示す通り、パチンコ屋とパチンコ台メーカーからマスコミへ莫大な広告料が流れ込んでいる。テレビ局にとってパチンコ業界は大スポンサーだ。金を出してくれるスポンサーの不都合な真実を報道できるわけがない。
さらに、警察はマスコミにも天下りしている。マスコミは警察の記者クラブに所属しており、事件や事故の情報を優先的に提供してもらう立場にある。パチンコ業界と警察の癒着を報じれば、情報源との関係が壊れる。
つまり、マスコミにはパチンコの闇を報じる動機が一切ない。広告料という金と、記者クラブという情報。この二重の鎖で、マスコミの口は完全に封じられている。
3. あなたの金はどこへ流れるのか

この癒着構造の原資は誰か。パチンコに金を使う国民、つまり私たちだ。
国民がパチンコ屋に落とした金が、天下り警察官の給料・退職金になり、マスコミへの広告料になり、その広告で新たな客を呼び込む。金が回り続ける限り、この構造は終わらない。
そして最も怒るべきは、金の最終的な行き先だ。パチンコ業界から北朝鮮への資金流出は、かねてから指摘されてきた。2017年1月27日の衆議院予算委員会で、当時日本維新の会の丸山穂高議員が、「パチンコ店などで生まれた資金」が北朝鮮に流れている問題について政府に質問している。国会の場で国会議員が政府に問いただした事実であり、議事録にも残っている。
もしこの指摘が事実なら、日本人がパチンコに使った金の一部が、日本に向けられた核ミサイルの開発資金になっていることになる。これは決して被害妄想で片付けられる話ではない。
警察はこの資金の流れについても見て見ぬふりをしているのではないか。天下りで金をもらっている以上、パチンコ業界の闇に踏み込むことは自分たちの利権を破壊することになるからだ。
4. 全方位から搾取して、私腹を肥やす警察官

この構造を俯瞰すると、中心にいるのは警察だ。
パチンコ屋に天下り、パチンコ台メーカーに天下り、マスコミに天下り。全方向に人を送り込み、全方向から金を吸い上げ、全方向に「摘発しない」「情報を提供する」という便宜を図る。まさに合法的な収賄と言わざるを得ない。
警察は本来、国民の安全を守るために存在する組織だ。しかしパチンコ利権においては、国民を守るどころか、国民から搾取する構造のど真ん中に座っている。
5. なぜこの構造は崩れないのか
この利権構造が長年維持されている理由は明確だ。関係者全員が得をしているからである。
警察は天下りで莫大な収入を確保できる。パチンコ業界は摘発を免れて営業を続けられる。マスコミは広告料と情報源の両方を確保できる。三者の利害が完全に一致しているため、内部からこの構造を崩す動機が誰にもない。
テレビや新聞がこの問題を大きく取り上げることは期待できない。彼ら自身が当事者だからだ。
だからこそ、私たち国民が知るしかない。声を上げるしかない。広めるしかない。
まとめ
パチンコ業界・警察・マスコミの癒着は、天下りと金と便宜の三角形で構成されている。この構造がある限り、パチンコが摘発されることはない。そして国民の金は、天下り警官の懐に入り、マスコミが広告で新たな客を呼び込み、北朝鮮の核開発にまで流れていく可能性が指摘されている。
普通のサラリーマンが汗水流して稼いだ金が、この底知れぬ闇に吸い込まれている。この事実を一人でも多くの日本人に知ってほしい。知る人が増えれば、この利権構造は維持できなくなる。
本記事は公開情報および報道に基づく筆者の見解・分析であり、特定の個人・企業・団体を誹謗中傷する意図はありません。
